第4試合でISKAユニファイドルール世界ライトウエルター級(-65キロ)王座決定戦3分3回延長1回が行われ、白鳥大珠(30=TEAM TEPPEN/第5代RISEスーパーライト級王者、第5代RISEライト級王者、WPMF日本スーパーフェザー級王者)が判定3-0(29-28×3)で、アンソニー・ヴェレイ(22=フランス/ISKA K-1ルール欧州ウエルター級王者、WKN K-1ルール インターナショナルスーパーライト級王者)を下してISKAのタイトルを手にした。

1回、互いにミドルを蹴り合ってのスタート。サウスポー白鳥は、スイッチしながら攻めるヴェレイからローブローを受けて試合がストップする場面もあったが、カウンターの右フック、右ボディーフックをヒットさせた。

2回に入ると、殺傷能力こそそれほど高くはないものの、ヴェレイの手数が増え、コツコツとパンチを当てていく。さらにカウンターのヒザを白鳥のボディーに突き刺していった。

3回も手数はヴェレイだったが、白鳥が蹴り続けてきたカーフ、インカーフが効き、ヴェレイがバランスを崩す場面も出てきた。結局、決定的な差こそなかったが、白鳥が判定で競り勝った。

白鳥は試合後、放送席の武尊氏に向かって「武尊さん、現役生活お疲れ様でした。僕と武尊さんは、アマチュアの新空手の大会で、最後トーナメント決勝で戦って、僕が武尊さんに負けたんですよ。武尊さんがその試合を最後にプロデビューされて。僕はその試合から全試合を見ていて、武尊さんみたいになりたいなって思いがずっとあって。背中を見て追いかけてたんですけど、やっぱり今日、改めて試合して、武尊さんのカリスマってすごいなと、簡単なもんじゃないなとすごい感じて」と、引退試合でONEフライ級キックボクシング暫定世界王座を獲得した武尊氏の“ドラマチックぶり”に改めて感服。

その上で「でも僕は、武尊さんが引退されて、このキック界がまた盛り下がるようなことは絶対嫌なんで。僕は武尊さんみたいなカリスマにはなれないですけど、僕は僕のやり方で、僕の色でこれから示していきたいと思っているので、これからも一緒にキック界を盛り上げていってください。お願いします」と武尊氏に呼びかけていた。