小結若隆景(31)の優勝パレードの旗手は、東前頭5枚目で3兄弟の次兄、若元春(32)が務めた。旗手を誰が務めるかは、表彰式の時点でも未定。支度部屋にいた若元春は「渥(若隆景)は自分にやってもらいたいと言っているらしいんですけど、師匠(荒汐親方=元前頭蒼国来)は(十両)大青山にやらせたがっているらしくて」と、やや困惑気味で待機。表彰式を終えた若隆景から、正式に旗手に指名され、快諾した。
若隆景が初優勝した22年春場所は、コロナ禍で会場で待機することができず、優勝決定の瞬間には、会場を後にしていたという。安青錦の優勝パレードの旗手は務めたことはあるが、若隆景の最初の優勝は「そもそもパレードがなかった」といい、もちろん兄弟が並んでオープンカーに乗り、歓声に応えるのは初めてだった。
若元春は、15日間を振り返って弟について「強いなと思います。ケガして戻ってきて、もう1回優勝。本人の努力。頑張ったということ。思うような相撲を取れず、歯がゆい思いをしてきたので。でも、ここで終わりじゃない。来場所、さらにその次の場所も大事になってくる」と、今後にも期待した。今場所を大関とりの起点として、昇進目安となる「三役で3場所33勝」をクリアしてほしいと願っていた。

