WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃(34=帝拳)が1日、東京・新宿区の帝拳ジムで6度目の防衛戦(神戸ワールド記念ホール)に向け、練習を公開した。

 挑戦者で同級6位マウリシオ・ムニョス(25=アルゼンチン)が、長身で変則なファイトを繰り広げることは研究済みだが「いつも通り、自分のボクシングをやりたい。KOは狙っていないが、チャンスがあれば仕留めたい」と、自らのスタイルを変えることなく勝利することを予告した。

 今回の防衛戦は東日本大震災の影響で、試合会場が東京・両国国技館から変更された。兵庫の加古川市出身の西岡にとっては、00年6月のウィラポン(タイ)戦以来の地元試合となる。