<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア>◇29日◇東京・後楽園ホール◇1950人

 来月18日の大阪大会でIWGPヘビー級選手権を戦う、王者・棚橋弘至(34)と挑戦者・後藤洋央紀(31)がタッグで激突した。米国遠征でハースを相手に4度目の防衛を果たして凱旋(がいせん)した棚橋は永田裕志(42)、後藤は中西学(44)をパートナーにして登場した。

 永田、中西が持ち味を発揮してフル回転。後藤はエルボー、ラリアット、バックドロップとパワフルなファイトを展開した。だが、最後は棚橋が中西に、必殺のハイフライフローを決めて15分25秒にピンフォールを奪った。

 棚橋は「誰が1番話題をさらうかが勝負。後藤は元気がない。中西、永田の方が元気だ。今のままなら、俺の防衛は堅い」と話した。