<新日本:大阪大会>◇18日◇大阪府立体育会館◇観衆6200人

 IWGPヘビー級王者の棚橋弘至(34)が5度目の防衛に成功した。挑戦者・後藤洋央紀(31)をハイフライフローからの片エビ固めで撃破。終盤に後藤の新技、裏昇天を浴びるなど苦戦したが、最後は王者の意地を示した。「試合が始まる前に左腕がしびれ始めた。こんなの初めて。怖かった。後藤の技はすげえ重かった」と防衛成功に安堵(あんど)の表情を見せた。