蝶野正洋(47=フリー)と藤波辰爾(57=ドラディション)が、東日本大震災復興チャリティー「INOKI

 GENOME」(27日、両国国技館)での互いの健闘を誓い合った。17日、都内でスカパー!放送のサムライTV番組の収録で対談。蝶野の結婚式の仲人を藤波が務めるなど2人の親交が深いだけあって、昔話や近年のプロレス界の状況など、多岐にわたって話が盛り上がった。

 27日の大会で、蝶野は10年K-1

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 MAX70キロ級日本王者のコスプレファイター長島☆自演乙☆雄一郎(27=魁塾)と、藤波はデビュー40周年特別試合でミル・マスカラス(69=メキシコ)と対戦。蝶野が「IGFではフロント業務をやっているが、今回は選手としてリングに上がる。長島選手は若くて強いが、もう1歩踏み込んで分かりやすい戦いをしたい」と話せば、藤波も「マスカラスほど自分を持っている選手はいない。東京での試合は久しぶりで燃えているはず。僕もドラゴンカラーを出したい」と燃えた。

 対談の最後には藤波が「一番身近な存在だから」と蝶野に再戦を要求。蝶野も「藤波さんの方が、今の俺より体調がいいと思う。年末か来年の頭にはできるようにしたい」と受け入れた。