IGFの宮戸優光GM(48)が2日、都内で会見して12月2日の「イノキ・ボンバイエ」(東京・両国国技館)で、モンターニャ・シウバ(34)-アレキサンダー・コズロフ(32)とキックボクシングマッチの角谷正義(23)-バル・ハーン(34)を行うことを発表した。IGF王座次期挑戦者候補決定トーナメント1回戦の鈴川真一(28)の相手については「新日本、全日本、ノアのトップクラスに手をあげてほしい。諏訪魔選手にも、ぜひ」と呼び掛けた。

 8月の3団体チャリティーマッチ「ALL

 TOGETHER」の同日に、IGFが「INOKI

 GENOME」をぶつけたことに、全日本の諏訪魔(34)は「ふざけるな、アントニオ猪木」と激怒。鈴川が「どこでもやってやる」と挑戦を表明していた。諏訪魔は、先月23日にノア秋山準(42)に敗れて3冠ヘビー級王座から陥落、12月2日当日には世界最強タッグの公式戦が予定されているが、宮戸GMは「身軽になったのだから、ぜひ出場してほしい。エース候補選びだから、悪い舞台じゃない。ノアの小橋(建太)選手や杉浦(貴)選手も大歓迎。新日本の中邑(真輔)選手も、過去にうやむやになったことがあるから面白い」と話した。