11年度のボクシング年間表彰選考会は6日に都内で開催され、年間最優秀選手にはWBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(35=帝拳)が2年連続で受賞した。西岡は昨年10月、日本人の世界王者として初めてボクシングの本場、米国ネバダ州ラスベガス・MGMグランドで防衛戦を行い、世界2階級制覇王者ラファエル・マルケス(メキシコ)に判定勝ちしてV7に成功。この1戦が年間最高試合にも選出され、西岡はダブル受賞となった。

 技能賞にはWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(32=ワタナベ)が選ばれ、同時にKO賞も受賞。殊勲賞はWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(22=井岡)、敢闘賞はWBA世界ミニマム級王者・八重樫東(28=大橋)がそれぞれ受賞した。表彰式は25日に都内で開催される。