長州力(60)が塾長を務める、新時代のビジネスリーダー養成講座「長州力

 革命塾」の発表会見が9日、都内で行われた。今年9月から来年6月までの全10回、長州がプロレスラー生活から培った、リーダーシップ、自己プロデュース力、人脈形成力を伝授する。

 長州は「俺はしゃべりが下手だし、荷が重いな。リーダーシップといっても、何回も失敗してきた。ただ、プロレス業界では『俺は、あくまで俺だ』というスタンスでやってきた。あと、文章を読んで目頭が熱くなることがある。そういうもので、お役に立てれば」と話した。

 先月20日には、ライバル藤波辰爾(58)の40周年記念最終興行に出場。その場で、藤波の長男・怜於南さん(18=立大1年)がプロレスラー志望を直訴した。長州は「藤波さんから相談はないけど、あったら止めておけって言いますよ。親は、そういうもの。でも、本人の人生だし、もう大人で自分のドアが出来ているんだから、自分で開けて出るしかないし、閉めるのも自分」と話した。

 同大会ではIGFのアントニオ猪木会長(69)以下の新日本黄金期を支えたメンバーが勢ぞろいした。「(猪木さんは)一番おいしいところを持っていって、こりゃかなわないと思いました。(新聞の)1面を取る人ですから、話題になる。僕らも話題になるように、頑張らなきゃ」。猪木会長とは、最近は居酒屋でバッタリ出くわすことがある。「ひょっとしたら猪木さん、新日本の会長か社長になるんじゃないですか。今度会うときは、新日本の会長だったりして。そうしたら、また頭を下げなきゃいけない」と煙に巻いた。