元K-1王者で、東洋太平洋ヘビー級8位の藤本京太郎(25=角海老宝石)が、ボクシング転向後のデビュー3連勝を誓った。17日に行われる角海老宝石ジム創立35周年興行(東京・後楽園ホール)の同級6回戦で、サモア出身のアファ・タトゥプ(32=ニュージーランド)と対戦。15日、都内の所属ジムで対戦相手と同席で会見した京太郎は「デビュー3戦目で(白星を)落とすわけにはいかない。1ラウンド目から、相手の攻撃をしっかり見て戦いたい。世界へ向かってやれれば」と闘志を燃やした。

 タトゥプは、サモア出身選手らしく元ラグビー選手。24歳からボクサーに転向し、プロ通算7勝(6KO)2敗と実績を重ねている。当面の目標にニュージーランド王座を掲げており「初めて来日して試合ができることに興奮している。ベストファイトをお見せしたい」と気合を入れた。