打撃格闘技のKNOCK OUTは22日、「KNOCK OUT.69」(23日、東京・後楽園ホール)に向けた前日計量を都内で開催。第9試合の「KNOCK OUT-UNLIMITED-64キロ契約(3分3回)」で対戦する弘輝(WORLD TREE GYM)と山口侑馬(道化倶楽部)のフェイスオフで、山口が弘輝の顔面を殴打し流血騒ぎとなる乱闘が発生した。

約3年ぶりの復帰戦でKNOCK OUTおよびUNLIMITEDルール(オープンフィンガーグローブ着用、グラウンドでの打撃ありルール)に初参戦する“マッドピエロ”こと山口侑と、同じくK-1グループから新天地を求めUNLIMITEDルール初挑戦となる“西の悪童”弘輝。

この一戦は当初-63キロ契約で組まれていたが、弘輝側から契約体重変更の申し出があり、-64キロ契約へ変更されていた経緯がある。公開計量では、弘輝が64キロジャスト、青コーナーの山口侑が63・7キロでともに一発クリアした。

事件が起きたのは、フォトセッションに続いて行われたフェイスオフの場面だった。両者は額を突き合わせるほどの至近距離で約15秒間にわたり激しくにらみ合い、終了の合図がかかっても視線を外さず、至近距離で山口侑の方から何か言葉をかけた。

その直後、山口侑がまず弘輝に張り手を食らわせ、さらに右ストレートを弘輝に見舞った。複数の関係者が一斉にステージ上へなだれ込んで両者を引き離したが、口から大量出血した弘輝がブチ切れて「こいつ殺すわ、ほんま」「逃げんな、来い! ビビんなこら!」と大乱闘寸前となり、山口元気代表自ら、弘輝をなだめながら控室の方へと向かった。

8月のカード発表記者会見では山口侑が「顔が青ざめてしまうような試合をします」「兄弟そろって行くところまで行ってしまえるタイプ」と語り、弘輝も「UNLIMITEDなのでド突き合いしてぶっ倒して顔面を踏んで終わります」と予告していたが、前日計量から一悶着(ひともんちゃく)起きてしまった。