<DDT:武道館ピーターパン~DDTの15周年、ドーンと見せます超豪華4時間SP!>◇18日◇東京・日本武道館◇6試合◇1万124人

 インディー団体DDTが創立15周年記念大会で、武道館に1万124人の大観衆を集めた。武道館でのプロレス団体の単独開催は、10年12月5日のノア以来1年8カ月ぶり。エンターテインメント路線で大舞台にたどりついた。藤波辰爾(58)藤原喜明(63)鈴木みのる(44)真壁刀義(39)らメジャー出身者を要所の試合で起用したが、メーンは生え抜き同士の対決。IWGPジュニアヘビー級王者・飯伏幸太(30)と元世界ジュニアヘビー級王者ケニー・オメガ(28)の一騎打ちでわかせた。

 社長の高木三四郎(42)は鈴木との一騎打ちで、ありとあらゆる手段をを使いながらも、17分33秒にゴッチ式脳天くい打ちからの体固めで敗れリベンジを決意。「200人からここまで来た。20周年は東京ドームでやる。俺と鈴木みのるのカードは、もう決定済みだ」と宣言した。