<Teens>◇20日◇新木場1st

 RING◇観衆104人

 現役女子高生レスラーのみなみ飛香(17)が、大学受験を理由に無期限活動停止を宣言した。

 10代の選手が中心となって出場する「Teens」の興行が20日、新木場1st

 RINGで開催され、代表を務めるみなみは、岩谷麻優(スターダム)と組んで勝愛実(JWP)、須佐えり(スターダム)組と対戦。得意のはりきりキックやカミカゼを決めたみなみだったが、最後は須佐のロシアンフックからの片エビ固めで敗れた。

 試合後、スターダム所属選手と同じリングに立てたことに笑顔を見せていたみなみだったが突然「暗い話になるんですけど……」と前置きをしたうえで「今回の新木場大会で、プロレスをいったん、お休みさせていただきます」と報告。その理由として、「私は高校3年生になって、進路のこととか考えなければいけない。プロレスを続けながらではできない」と説明した。

 今後は、大学受験を念頭に置いていくが、進学を断念する可能性もあるなど、迷える気持ちを明かした。プロレスからの引退は否定したものの、復帰時期については「大学に行くのを諦めれば来週かもしれないし、受験に失敗して1浪、2浪するかもしれない」と語り、期限を定めないことを明かした。