東日本ボクシング協会は3日、都内で非公式の会合を開いた。会合には亀田兄弟の父でトレーナーだった史郎氏(42)も出席。先月のテレビ出演の際、亀田兄弟の同協会への「仮所属(身分預かり)」申請が却下された場合は直談判を辞さないなどと発言したり、大橋会長の個人名を出したことなどを謝罪した。

 亀田兄弟は同協会に「仮所属」の申請をしたが、先月の理事会では反発の声が多く、継続審議となっていた。この日、同協会は史郎氏に対して、過去の「仮所属」の例が、いずれもジムの閉鎖などによる救済措置で、今回のようなジムと対立して離脱した選手を所属扱いしたことはないことも説明した。結論は9日の次期理事会で出るが「仮所属」申請が却下された場合、亀田兄弟が国内リングに立つためには、移籍か新ジム設立(独立)の道を選ぶしかない。