WBA世界フライ級タイトルマッチの調印式、前日計量が24日、東京都内で行われ、元王者で同級5位の挑戦者坂田健史(協栄)は計量を50・8キロで一発パスした。1週間で急激に落とした王者亀田大毅(亀田)とは対照的に、じっくり約1カ月かけて体重を落とす計画減量が成功。「あとはやるだけ。調子はいいです」と好調をアピールしていた。大竹重幸トレーナーも「今までの世界戦の中で1番いい。トレーニングの内容、動きもそうだけど、意気込みが感じられる」と太鼓判。1年9カ月ぶりの王座奪回へ、準備万端を強調した。