仙台女子プロレスの里村明衣子(28)が因縁の対決に挑む。16日の日向あずみ(33)中島安里紗(19)とのタッグ戦(仙台港アクセル)に向け、パートナーの水波綾(20)らとみっちり5時間の練習をこなした。「上を見ると物が2重に見える」と話す里村は、完全には元に戻らない右目とうまく付き合いながらリングに上がる。昨年10月5日、同期の日向に強烈なひざ蹴りを受け、右眼窩(がんか)底を骨折。同じ相手との再戦に関して里村は「うらみなどない。罪悪感なんていらないから全力で来てほしい」と堂々と言い放った。

 この1年は苦しかった。筋肉が落ちレスラーの体を失った。一日中リングの上で戦っている自分の姿を想像し、意識も体もすべてプロレス漬けにした。

 「このタッグ戦に勝ったら、ライバル日向とシングル戦をしたい」と意気込む里村。待ちに待ったリベンジ戦、勝利しか見えていない。【三須一紀】