1月4日の新日本東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座の防衛に失敗した全日本の武藤敬司(46)が6日、全日本後楽園大会で、10年後の19年に同王座を奪取すると宣言した。56歳の王者となればメジャー団体の最高齢王者となるのは間違いないところ。今年がデビュー25周年で、化身のグレート・ムタが20周年。「おれにとってこれからのプロレス人生は初期から中期に入る。経験を蓄えてしぶとく戦う」と話した。

 3月18日には90~08年まで国内93試合中85試合を網羅した、ムタのDVDが発売される。ムタの代理人を名乗る武藤は「これで負けたらかっこ悪いからな」と、長期防衛に目を向けていた。