<K-1>◇23日◇東京・代々木第1体育館◇1万421人

 「元不良我龍対エリート電通マン大渡」の注目の一戦は、元不良の我龍が判定勝ちした。開始17秒に喫したダウンで、補導歴数知れずの元不良の闘争本能が目覚めた。防御より攻撃を優先させ打ち合うと、2回にダウンを奪い返した。3回の残り1分にはノーガードでの打ち合いを挑む「我龍タイム」を敢行。顔面にハイキックを受けたが「熱くなって心のスイッチが入った」と一歩も引かず、K-1での連敗を3で止めた。離婚歴3回で子供が8人という我龍は「(子供からの激励の)手紙が力になりましたね」と子供たちに感謝しつつも「倒せなかったし僕の負け」と笑顔は少なめ。一方、負けた電通マンの大渡は「我龍さんとメンチを切りあえて幸せでした」とさわやかだった。