WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(32=帝拳)が「御前試合」で本場進出をアピールする。10月10日の防衛戦に向け、24日に都内のジムでスパーリングを開始した。当日は6階級制覇のオスカー・デラホーヤ氏(36)が来場予定であることが判明した。

 デラホーヤ氏は4月に引退後、ゴールデンボーイ・プロモーションのトップに専念する。次々勢力を拡大し、引退後も世界をリードする。ダブル世界戦となる王者リナレスとも近日中に契約。その初戦を観戦するため、02年のWBC総会以来2度目の来日となる。

 西岡は次戦では、米国かメキシコで2階級王者マルケス(メキシコ)と対戦が濃厚。デラホーヤ氏の前で実力を見せつければ、その評判はすぐに業界に広まり、評価がグンとはね上がる。その後のビッグマッチへもつながる。リングアナも名物アナの1人、ジミー・レノン・ジュニアが務める本場仕様のリングとなる。

 西岡は本格始動にあたって「ボクシングを極めたい」と話した。左の破壊力は海外防衛で証明済み。今回は右の使い方をテーマに「フィニッシュブローになるよう強くしたい」とも。一時代を築いたボクシング界のリーダーに、圧倒的強さのアピールを期す。