<新日本:埼玉大会>◇17日◇アスカル幸手さくらホール◇1200人

 右眼窩(がんか)内側壁骨折で欠場していた棚橋弘至(32)が62日ぶりに復帰した。真壁刀義、本間朋晃と組み、IWGPヘビー級王者中邑真輔、矢野通、飯塚高史組と対戦。11月8日の東京・両国国技館大会で挑戦する王者中邑に対し、華麗なスリングブレイドを決めるなど、キレのいい動きで完全復活をアピールした。試合後はアントニオ猪木氏との対戦を要求している中邑に向け、「おれが復活したからには、2度と『いのきー』なんて言わせねえ」と叫んだ。試合は中邑が本間からフォールを奪った。