WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(32=ワタナベ)が2月29日(日本時間3月1日)、WBA(世界ボクシング協会)の11年度KO賞を受賞した。この日、WBA本部のあるパナマ・パナマ市で表彰式に出席。表彰後には「名誉あるKO賞をいただき、とても光栄です」とスペイン語でスピーチし、会場を盛り上げた。

 昨年は1月の3度目の防衛戦で、同級9位三浦隆司に8回TKO勝利、大みそかには暫定王者ホルヘ・ソリス(メキシコ)を11回TKO勝利でV4&王座統一に成功。10年1月の王座奪取から日本人最多の世界戦5連続KO勝利。豪快なKO劇がWBAから評価された。「今後も賞に恥じないよう精進し、感動していただける試合をしたい」と話した。