<プロボクシング全日本新人王決勝戦:ミドル級>◇22日◇東京・後楽園ホール

 ミドル級を制した前原太尊(たいそん)康輝(20=六島)がMVPを受賞した。1回に左アッパーを顔面にヒットさせ、連打でダウンを奪うと、一気の攻めでKO勝ち。「本能でまとめました」と笑顔を見せた。パンチパーマが特徴的な188センチの新星は、「ミドル級で生きていくには村田(諒太)選手は無視できない。追いつきたいし、追い越す気持ちでやっている。世界に立ち向かっていく」と力を込めた。