IBF世界ミニマム級王者高山勝成(30=仲里)が14日、大阪市内のジムで12回のスパーを行った。5月7日の同級10位小野心(ワタナベ)とのV2戦(ボディメーカーコロシアム)に向けてハードメニューを敢行。しかも今日15日は午前5時起床で7日に入学したばかりの愛知・菊華高で初授業を受ける。「お昼の弁当を食べて帰ります。夕方には練習すると思う」。この日はパワフルな左右フックを連発。高山の肉体強化を指導しているケビン山崎トレーナー(57)は「試合は長くならないんじゃないか」とKO勝利を予想していた。