日本相撲協会は29日、春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。

 左膝と右足首のけがで初場所を途中休場した遠藤(25=追手風)は、東前頭11枚目から東十両6枚目へ転落した。師匠の追手風親方(元前頭大翔山)はこの日、大阪・堺市内の宿舎で、遠藤の状態について「だいぶ良くなっている。大阪場所に出られるかどうかは分からないが、出ることを目標に頑張って稽古を積んでいくと思います。あとは、相撲を取ってどうか。まず、2、3日は下(の力士)とやらせてから(関取衆との申し合い稽古を)考えようと思ってます。(初日の)3、4日前には出るか、出ないかを決めたい」と、見通しを語った。