新入幕で西前頭12枚目の宇良(24=木瀬)が、同11枚目の石浦(27=宮城野)との「ウラウラ対決」を制して3勝目を挙げた。

 173センチの小兵同士、頭からぶつかると、タイミング良く手繰って、最後は押し出した。「自分から攻めたのが良かったか」と問われると「そうですか。分からないです」と、注目の業師対決に勝ってもいつも通り淡々とした受け答え。今場所は3勝とも、押し出しの決まり手になっているが「決まり手は、こだわっているわけじゃないので」と気にするそぶりもなかった。