大相撲の春巡業は16日、茨城・常陸大宮市で行われ、関脇玉鷲と小結御嶽海、平幕勢の3人が、満開の桜の木の下で「山稽古」を行った。

 体育館隣の野球場に降り立つと、そろい踏みジャンプを披露した後に、桜の花びらが敷き詰められた“土俵”の上で四股踏み。そして、最後は短距離競走を披露した。

 ダッシュで1番となり、運動神経の高さを披露した御嶽海は「気持ちいいですね」と、雲1つない青空を見上げながら、桜吹雪の中に顔を寄せていた。