白鵬と鶴竜の両横綱は東京・明治神宮で奉納土俵入りを行った。通常は社殿前の石畳で行われるが、雨天のため16年10月以来に社殿内での披露となった。

太刀持ちに炎鵬、露払いに照強を従えた白鵬は「雨は好きだし新鮮。雨降って地固まる、いいことだと思う」と笑顔。鶴竜は「雨の中でたくさんの方がいらっしゃってくれた」と土俵入りを見守った約200人のファンに感謝した。昨年の部屋移籍により弟弟子となった霧馬山が、今場所の新入幕に伴い露払いを務めたことにも触れ「いい感じでできていた」と目を細めた。