岩手県滝沢市で昨年5月、アイドルグループ「AKB48」のメンバーらが切りつけられた事件で、傷害などの罪に問われた青森県十和田市の無職梅田悟被告(24)に懲役6年を言い渡した盛岡地裁判決は、検察、弁護人双方が控訴せず25日までに確定した。

 10日の判決によると、梅田被告は昨年5月25日、滝沢市のAKB握手会会場で、メンバー2人と男性スタッフにカッターの刃を貼り付けた折りたたみ式のこぎりで切りつけ、重傷を負わせた。求刑は懲役7年だった。