AKB48小嶋真子(19)が6日、芸能事務所サンミュージックプロダクションへの移籍に伴う「入学式」を都内の同事務所で行い、今後の抱負を語った。

 12年にAKB48に加入し、運営元のAKSに所属していたが、今年1月に動画配信アプリ「SHOWROOM」でサンミュージックへの移籍を発表していた。今月1日付でバラエティー班に所属するといい「女優さんとかもやっていきたいですけど、自分はしゃべるのが好きなので。こうやって(移籍の)話をいただいて、ファンの方からも『芸人になるの?』って言われますけど、そうではなくて、ここでいろいろと勉強させていただいて、マルチに活躍するタレントさんになりたいです」と話した。

 この日は事務所の先輩のお笑いコンビ、ブッチャーブラザーズの山部薫(62)と岡博之(58)、ゴー☆ジャス(38)も登場し、前座でコントを披露して式を盛り上げた。小嶋は出演したい番組を聞かれ、「蛭子さんと旅番組に出たい」と話した。蛭子が同事務所の太川陽介と旅番組で度々共演していることから、岡は「そこは太川さんの席やからどうしようかな。すごいところ言ったな」と苦笑いを浮かべた。

 さらに小嶋は名前の被る事務所の先輩、小島よしおについて「小島さんの出ている番組は全部私が(替わって)出たい。共演もしてみたいです」と希望し、岡も「これからはサンミュージックの『コジマ』と言えば、小嶋真子になります」と笑わせた。

 式では、所属タレントの写真がズラリと掲げられた事務所の壁に、自身の写真を自らはしごに登って追加した。「実感がふつふつと沸いてきました。サンミュージックの方はお父さん、お母さんと同じ感じで家族みたいに優しくしてくださっています」と笑顔をみせた。

 AKB48としては、6月に沖縄で第9回AKB48選抜総選挙が開催される。第6回の初ランクイン以降、年々順位を上げ、昨年は自己最高の19位にランクインした。「10位以内に入りたいですね」と目標を掲げ、「もし入ったらサンミュージックのお笑いライブにピンで出ます!」と宣言。これに山部は「サンミュージックファミリーの力がありますから」とエールを送った。取材陣から、同選挙2連覇中で、バラエティーでも活躍する指原莉乃(24)への意識を聞かれると「事務所も近所ですからね。倒しにいけるように頑張ります。それぐらいの気持ちじゃないとダメですよね。やっぱりセンターをとりたいです」と意気込んだ。