AKB48仲俣汐里(21)が9日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた公演で、グループからの卒業を発表した。

 この日は、自身の誕生日を記念した「生誕祭」で、メンバーやファンから誕生日を祝福された後、発表した。「3年半、AKBで活動してきて歌やダンスやラジオとやらせてもらった中で、本当にやりたいことが決まった。それに向けて私はAKB48を卒業します。歌手とは違う夢ができて、それに向けて取り組みたい。これからは1人で夢をかなえて、また皆さんの前に出られたらいいなと思います」と話した。「夢」の詳細は語らなかった。劇場公演出演は今月15日が最後となり、同23日に行われる握手会で卒業する。

 仲俣は10年、AKB48の10期生オーディションに合格。11年に早大政経学部に合格し、12年6月には、48グループ初の経済本「AKB48でもわかる経済の教科書」を出版するなど、女子大生アイドルとして活動していた。