SKE48の菅なな子(17)が22日、名古屋のSKE48劇場で、最後の劇場公演に出演した。パワフルなダンスが信条の菅らしく、最後のステージも元気に踊り、額に汗をかく全力のダンスで最後のステージを飾った。

 アンコールでは、斉藤真木子(19)山田みずほ(16)ら、研究生時代の先輩や同期らがサプライズで登場。リハーサルなしの完全ぶっつけ本番で「強き者よ」をセンターで踊った。

 11年11月にお披露目された5期生で、「キスだって左利き」などシングル4作で選抜入りした。現在高2で、受験に備えるため、握手会を除くすべての活動に年内で区切りを付ける。「両立をあきらめるのではなくて、これからの道はSKEではなく、違う道を進みたかった。SKEはやめてしまうけど、これまでの2年間は無駄じゃなかったと言い切れます」と胸を張った。

 最後の曲「僕の太陽」では、同期のライバルだった古畑奈和(17)や、体調不良を押して一部出演したリーダー松井玲奈(22)が涙を流す中、気丈な笑顔でステージを去った。