2月22日(日本時間23日)に開催されるアカデミー賞をより楽しく見るためのトリビアをお届けします。前々週に続き、今週はノミネート作品や俳優、監督にまつわるトリビアです。
★3年連続ノミネート
ブラッドリー・クーパーは、「世界にひとつのプレイブック」で主演男優賞に、「アメリカン・ハッスル」では助演男優賞に、そして本年は「アメリカン・スナイパー」で3年連続となる主演男優賞候補に。実在した米軍最強のスナイパーを演じたクーパーは、一般人を対象にしたオンライン調査ではオスカー候補NO・1の人気。
★アカデミー賞と無縁だったベテラン俳優がついにノミネート
これまで1度もアカデミー賞にノミネートされたことのない俳優リストに名を連ねていたマイケル・キートンが、「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で、ついに主演男優賞にノミネートされました。また、助演男優賞部門でも、「セッション」で名門音楽学校の鬼教師を熱演したJ・K・シモンズが初候補入りで、初受賞が期待されています。ベテラン勢の活躍が目立つのも今年のオスカーならでは。
★ノミネート俳優は全員白人
キング牧師を描いた映画「セルマ」で主演したデヴィッド・オイェロウォが主演男優賞候補から落選し、主演、助演含めてノミネートされた俳優20人全員が白人に。これは2011年以来のことで、98年以降ではこの年を除いて白人のみがノミネートされたことはなく、発表直後には「人種差別」の声もあがりました。
★監督賞の最年長ノミネート記録は更新ならず
「アメリカン・スナイパー」でクリント・イーストウッドが監督賞にノミネートされていたら、ジョン・ヒューストン監督の最年長ノミネート記録を更新するはずでしたが、残念ながら記録更新にはなりませんでした。最年長記録は79歳で「男と女の名誉」で監督賞を受賞したヒューストン監督。ちなみにイーストウッド監督は、74歳の時に「ミリオンダラー・ベイビー」(04年)で受賞しています。
★助演男優賞ノミネートの最年長記録を更新
「ジャッジ 裁かれる判事」で助演男優賞にノミネートされたロバート・デュバルは、84歳。82歳のロバート・ハルホブルックが「イントゥ・ザ・ワイルド」(07年)でノミネートされた記録を更新しました。
★メリル・ストリープは自身の最多ノミネートをまた更新
「イントゥ・ザ・ウッズ」で助演女優賞にノミネートされたストリープは、自身の持つ最多ノミネート記録を更新。過去18回ノミネートされ、3度オスカーに輝いているストリープが受賞すれば、4度の受賞で最多受賞記録を持つキャサリン・ヘプバーンに並ぶことになります。
★「かぐや姫の物語」は宮崎駿監督作以外では初のノミネート
本作は日本作品では長編アニメーションにノミネートされた4作品目。同賞は過去に「千と千尋の神隠し」が受賞した他、「ハウルの動く城」「風立ちぬ」がノミネートされていますが、宮崎監督作品以外では初の快挙。
★主演男優賞はベテラン米国人VS若手英国人
激戦が予想される主演男優賞部門は、ベテランのキートンと、「博士と彼女のセオリー」でALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘った天才物理学者ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインと「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」でドイツ軍の暗号を解読した天才数学者を演じたベネディクト・カンバーバッチという2人の若手イギリス人が熱いバトルを繰り広げています。いずれも初ノミネートで、誰に軍配があがるのか注目。
★黒人女性初の監督賞ノミネートならず
「セルマ」で黒人女性として初のノミネートが期待されていたエイバ・デュバーネイ監督が落選。黒人女性ノミネートの壁の高さが露見した今年のノミネーションを、ジョージ・ルーカス監督が批判したことでも話題に。この部門の最有力候補は、12年間にわたって同じキャストで撮影した「6才のボクが、大人になるまで。」のリチャード・リンクレイター監督。
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