松平健(61)西郷輝彦(68)中村梅雀(59)が東京・明治座9月公演「三匹のおっさん」(9月4~27日)で初共演する。還暦を迎えたおじさん3人が町のトラブルに立ち向かう痛快活劇。ドラマ化もされた作家有川浩氏の同名小説の舞台版。松平が頑固で硬派な剣道の達人キヨ、西郷は黒ジャージー姿で言葉の悪い柔道家シゲ、梅雀は娘を溺愛する機械オタクのノリを演じる。

 3人ともに明治座では時代劇がほとんどで、松平は「舞台で初めての現代劇。時代劇の扮装(ふんそう)をしていないから、裸でいる感じ」。西郷は「舞台でジャージー姿なんて想定外」。梅雀だけは「僕は何でもあり。3人で現代劇なんて、どうなるか楽しみ」。

 ともに明治座座長公演の経験はあるが3人そろった舞台は初めて。西郷は「考えられないキャスティング」と言い、松平も「これだけのメンバーが集まったから面白いものになる」。

 公演は名古屋・中日劇場、大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座と続く。梅雀は「3人ならではのコクの深い舞台になる。全国のおっさんも見て奮起して」。共演は竹下景子、松金よね子。