お笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史(44)が、12日に解散を表明したお笑いグループ、チャンバラトリオについて、同グループの小道具として知られる「ハリセン」を過去に制作していたことを明かした。

 14日深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」でチャンバラトリオ解散について触れた岡村は、チャンバラトリオの弟子で、元お笑い芸人の蛸島屋鶴千代にかわいがってもらっていたことを明かした。

 岡村が「タコ兄(にい)」と呼ぶその弟子がハリセンを作っていたらしく、岡村も手伝いを頼まれることがよくがあったという。その時に正しい“折り方”を教わったそうで、「ハリセンはビッチリ折ったらアカンねや。しっかり折るんじゃなくて、ふわ~っと曲げとくぐらいでええねん。そうでないとパーンってたたいた時にええ音鳴らへんし、痛いねん」と、その“秘伝の技”を明かした。

 その後、東京のバラエティー番組などでハリセンを用いることがあったが、スタッフの作ったハリセンはしっかり折られた物で、岡村はその都度「ビッチリ折ったらアカンねん」と注意していたという。

 そんな経験から「俺、(チャンバラトリオの)孫弟子よ(笑)」と冗談めかした岡村は、チャンバラトリオの解散に「ちょっとショックやってん」と心境を明かした。

 「お歳もお歳ですし、寂しい感じもありますけど…」と残念がったが、「僕もそうやってハリセンの折り方を東京のキー局にちゃんと指導していますから、安心して」と“後継者”として大先輩の門出を見送った。