俳優の寺脇康文(53)が、公私ともに親交のある俳優の岸谷五朗(51)の知られざる武勇伝を明かした。

 25日放送のフジテレビ系「TOKIOカケル」に出演した寺脇と岸谷。寺脇は今までに会った人物の中で「最強の男」は誰かとの質問に、「ちょっとこれは名前は伏せますけど、K谷五朗というやつがいまして…」と過去のエピソードを披露した。

 2人がまだ若手の頃、当時所属していた劇団スーパー・エキセントリック・シアターの先輩である小倉久寛(61)とともに東京・渋谷で飲んだ後、「なんか若い酔っぱらった、やんちゃなやつらが、わざとぶつかってきて、ケンカを売ってきた」と、当時3人の中で知名度の高かった小倉が街中で若者たちに絡まれてしまったという。

 当時のセンター街で若者たちが大暴れする騒ぎになったそうだが、そこへ岸谷が若者を呼び寄せ、連れ立って狭い路地に入っていったという。大丈夫か、と心配して待つこと5分程度。岸谷とともに路地から出てきた若者たちが「どうもすみませんでした!」と謝って帰っていったと明かした。

 若者たちがケガをしているわけでもなく、何があったのかと岸谷に尋ねても「大丈夫、大丈夫」と、決して明かさなかったという。

 そんなエピソードを聞いたTOKIOが、岸谷に「ちょっと教えて下さいよ」「『ピー』入れますから」とお願いしても、岸谷は「いや、全然言えない」とかたくなに断り、テレビで話せないようなことがあったことをうかがわせた。