西内まりや(21)が29日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた、日本テレビ系ドラマ「エンジェル・ハート」(日曜午後10時半)のイベントにサプライズで登場した。

 西内はこの日、自ら作詞した書き下ろしのドラマ主題歌「Save me」を、原作者の北条司氏が見守る前で生で歌った。

 西内は歌っている最中から、目を潤ませていた。歌い終わると「ドラマのために作ったと思うと…すばらしい舞台に立って、北条先生の前で…」と言い、涙ぐんだ。10月29日の発売記念イベントでも生歌を披露しているが「1番緊張しました」と明かした。

 この日は、原作漫画「シティーハンター」の30周年感謝イベントとして、原作とドラマの舞台・新宿で行われ、作品を愛する約500人のファンが駆けつけていた。西内は原作の30年の歴史を思い「原作のファンがいらっしゃる。(プレッシャーの)押しつぶされそうだった」と本音を吐露した。そして「貴重なステージを、ありがとうございました」と感謝の思いを口にしながら降壇した。

 この日は主演の上川隆也(50)と三吉彩花(19)相武紗季(30)和泉崇司(27)のキャスト陣も、最終話の撮影中に駆けつけた。上川は、この日放送の第8話が会場で先行上映される前に「ここで言うのもはばかられる気が、しないでもないですが、喫茶キャッツアイに集う面々の交友やつながりが、一瞬にして覆ってしまう事件が起こり(三吉演じる)シャンインが(秘密結社)レギオンにさらわれてしまう。全員で一丸となってシャンインを取り戻すために動くのが8、9話の大きな流れ」と見どころを語った。その上で「まだ(最終話を)撮っているんですよ!! だから、歯にものが詰まったような話し方しかできないんですよ!!」と言い、苦笑した。

 またこの日は、上川が演じる冴羽■が、相武演じる槇村香にプロポーズする物語を描いたモーショングラフィックアニメーション「■のプロポーズ」も上映された。元となったアニメ「シティーハンター」から■を演じる神谷明、香を演じる伊倉一恵ら、おなじみの声優陣が演じた。

※■=狩の守が僚のツクリ