女優竹内結子(35)の主演映画「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-」の公開初日舞台あいさつが30日、都内で行われた。

 事件や事故が発生する原因となる、土地に根付いたけがれの正体を解明していく物語。

 「怖いものが苦手」と公言する竹内は、98年のホラー「リング」が映画デビュー作。「今回はリベンジという形で出演したけれど、『ホラー引退宣言』をさせていただきます」と苦笑い。次にホラー作のオファーが届いても「慎重に検討させていただきます」。出演をするなら「怖がらせるキャラクターで出てみたい」と訴えた。

 司会者からの「やっつけたいものは何か?」の質問には登壇者がそれぞれ答えた。

 竹内 怖いものを克服したい。そして、朝寒くて、布団で寝ていたいと思うなど「面倒くさい」と思う自分を退治したい。

 橋本愛 遅寝遅起きの夜更かしを克服したい。今日も夜明けを見ました。

 佐々木蔵之介 そろそろ、正月気分を脱したい。昨日は実家でお雑煮を食べました。

 坂口健太郎 楽器をやっていて、同じ姿勢でいるから肩が重い。肩こりをやっつけたい。

 滝藤賢一 悪玉コレステロール。1週間ぐらい前に健康診断をした。奥さんが栄養士なんですが、自分を殺そうとしているのか!うそですよ(笑い)。

 中村義洋監督 酒豪!!

 韓国、台湾、香港、中国、マカオ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ブルネイ、ベトナムという、11の国・地域での配給も決定。4月22日からイタリアで開催される「第18回ウディネ極東映画祭」のコンペティション部門への出品も発表された。