【ソウル2日=松本久】韓国出身の演歌歌手パク・ジュニョン(33)が、新アルバム「さよならは言わせない」(17日発売)の表題曲の公開レコーディングを当地で行った。

 同曲を手掛けたのは韓国の作曲家ユニット、1601(ワン・シックス・ゼロ・ワン)。BEASTユン・ドゥジュンの初主演ドラマ「ゴハン行こうよ2」(15年)の音楽を担当するなど、韓国で勢いのある新進気鋭の売れっ子だ。ジュニョンの歌唱を目の当たりにしたリーダーのチョン・スンヒョン氏(34)は「表現力が素晴らしい」と絶賛。日本から駆けつけた作詞の森坂ともさん(41)も「あらためてとてもドラマチックな曲。感動した」と手応えを口にした。

 今年でデビュー5年目のジュニョンの目標は「音楽を通じて日韓の懸け橋になること」。今回、初の日韓合作曲が実現したことに「すごくうれしい」と目を細め、「次はアルバムを同時発売したい」と語った。