韓国の男性グループMYNAMEのSE YONG(セヨン=34)が、放送中のフジテレビ系ドラマ「ブラックトリック~裁きを操る弁護人~」(月曜午後9時)で日本ドラマデビューを果たし、好演している。

第1話で北村一輝(57)演じる古瀬義親と会食するシーンで、謎の男ドンヒョクを演じているが、今後物語の鍵を握る存在となるようだ。このほど取材に応じ、演技への思いなどを語った。【川田和博】

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演技に興味を持ったきっかけはMYNAMEの練習生だった16歳までさかのぼる。

「ラップ、ダンス、歌、演技のレッスンをしていて、僕的にはダンスが一番楽しかったけど、演技を初めてやった時、普通にやったら先生から褒められたんです」

その時は「演技って簡単なんだって」と思ったといい「褒められると興味をもつし、自分が他の人になれる。そのキャラクターを演じている自分に、いろんな質問をしている自分がおもしろかったです」。

だが「そこからが問題だった。こんな難しい世界になんで入ったの? って。16歳の僕に『やめておけ』と言いたい」と振り返りつつ「あの時は簡単と思ったけど、芸能界の中で一番番難しいのは演技だと思います。それは正解がないから。『もうこれでいいよ』というのがないから難しすぎて…」。

それでも「難しいことに出会って、その壁を越えることが好き」と持ち前のポジティブさをアピール。「もちろんその時期はめっちゃつらいんですけど、越えた瞬間の気持ちよさが好き」。

役との出会いは一期一会という。

「台本の文字で出会う役と付き合うのは短期間なので、早く仲良くしなきゃいけない。だから、その人をすごく大事にして、バイバイする時もちゃんとバイバイした方がまた次の役に向き合えるんと思うタイプなんです」

MYNAMEと役者の両立について意識していることは「特にない」という。

「逆に分けて意識しない方がいいのかなって。現状を自然に感じれば人は自然に動ける。逆に分けちゃうと、分けた瞬間瞬間でまた入れ替わりをしなければならないから逆に難しい」

MYNAMEの26年の活動は、メンバーそれぞれがソロ活動をした上で「12月に今年最後のコンサートでみんなが集まる」という。セヨンは11月にソロコンサートを予定している。これはチームのための戦略でもある。

「ずっとチームにいると、どれだけ大事かが分からない。人間は1人になった瞬間に、横にいる人が当たり前じゃないと感じるし、一人ひとりの成長がチームにもすごくプラスになることもある」

K-POP界には世界を席巻するBTSや、BIGBANGらのビッグネームもいる。

「もちろん僕らもそこにいきたかったけどいけなくて。でも、もういやだな、やめようはないんです。僕らで何ができるかを考えて、たった1人でも応援してくれるファンがいれば諦めずにやっていくということは、3人とも100パーセント同じなんです。これは自信をもって言えることです」

ドラマで初めてセヨンを見る人には「まだ足りない部分がたくさんあると思うけど、僕が自信をもって言えるのは、『昨日の僕より今日の僕はより成長した姿をみせられます』ということ。努力する姿を見せるのが得意なので、ぜひ興味をもって、たくさんの応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。

そしてMYNAMEファンに「皆さんの応援でここまで来られました。本当に感謝していますし、MYNAMEを応援することが誇りに思えるようにもっともっと頑張りますので、ぜひこれからもよろしくお願いします」と感謝と決意を示した。(おわり)

◆SE YONG(セヨン) 1991年11月20日、韓国生まれ。MYNAMEとして11年10月に韓国、12年7月に日本でデビュー。ラップ担当。グループいちの天真らんまんでマスコット的存在でありムードメーカー。スポーツ全般が得意で日本語も堪能。177センチ、58キロ。血液型O。