タレントの岡本夏生(50)が、4年半にわたって火曜レギュラーを務めてきたTOKYO MX「5時に夢中!」を29日放送をもって降板した。降板理由の1つとして、8日放送時にインフルエンザに感染していたと告白したことで、周囲に迷惑を掛けてしまったとして謝罪した。

 29日放送のエンディングで岡本は、番組を降りる理由の1つとして「インフルエンザの後、診断書もないままテレビに出てしまった。佐々木健介さんはじめ、すべての演者、スタッフの皆様にとても御心配をおかけしました」とし、「ご迷惑をお掛けした皆様、本当に申し訳ありませんでした。深く反省し、今日限りで番組を降りることになりました。今までありがとうございました」と謝罪した上で別れを告げた。

 岡本は8日に同番組に生出演した際、その数日前にインフルエンザに感染していたと告白。ただ、薬を飲み始めて5日目であることや、熱はすでに下がっていることなどから、周囲に感染することはないと説明していた。

 しかし、この日はタレントの佐々木健介が共演しており、佐々木の妻でタレントの北斗晶は乳がん闘病中の身であることから、視聴者からは佐々木を介して北斗へ感染する可能性もゼロではないとして批判の声があがっていた。

 今回、岡本は、医者からは「8日からの勤務は可能」と言われていたことを明かし、「そこはご安心下さい」と語った。

 MCのふかわりょうは、数々の問題発言がありつつも番組を盛り上げた岡本の降板に「本当に大事な柱の1つだったんですけど」と惜しみつつ「本当にありがとうございました」とねぎらった。