フジテレビ月9ドラマ「ラヴソング」(11日スタート、月曜午後9時)のPR会見が4日、都内で行われ、主演福山雅治(47)と、相手役の藤原さくら(20)ら出演者が意気込みを語った。

 音楽をあきらめた元ミュージシャンと、人とコミュニケーションをとるのが苦手な女性のラブストーリー。新人の藤原が、オーディションを振り返り「ドアを開けたら福山さんがいらして、本当に存在しているんだ、生き物なんだとドキドキして感動しました」と語ると、福山も爆笑。演技未経験の藤原について「手付かずのお芝居にすごく刺激を受けている」とした。また、役柄について「音楽にフラれ続けてあきらめきれない、しみったれた中年の実像がつかめてきた」と自信をみせた。

 福山にとっては、昨年9月に女優吹石一恵と結婚後初のドラマ出演。この日はプライベートには触れなかったが、主題歌「soup」に込めた恋愛観を語った。「いくら相手のことが好きだとしても、どこか他人だなとか、違うと思うのが常。自分がその人を思う気持ちを信じて、ずっと一緒にいたら、2人にしかなれない2人になれるんじゃないか」「カレーも何日かたった方がおいしいとか、スープも煮込んだ方がおいしいとか、続けることによって完成していく恋があるといいなと思って作りました」と話した。