加山雄三(78)が7日、東京国際フォーラムでデビュー55周年記念「ゴー!ゴー!若大将フェスティバル」初日公演を行った。

 加山のデビュー55周年を祝おうと、ももいろクローバーZやケツメイシ、斉藤和義ら豪華メンバーが名を連ね、それぞれとコラボした。

 今月3日に、ももクロの西武ドーム公演に出演した加山は、その際に「ももクロの若大将」を名乗る玉井詩織(20)に黄色のギターをプレゼントしていたが、この日は玉井とヒット曲「蒼い星くず」を披露した。初セッションを終えると「よ~く頑張った! 素晴らしいじゃん、しおりん!」と絶賛。「さすが若大将を名乗るだけはある」と話し、最後は「ゼェ~~ット!」と、ももクロの決めポーズを一緒に決めた。

 斉藤とは、「キミの涙」「夜空の星」でコラボした。「キミ-」は、昨年のライブで共演後、斉藤が加山の「夜空-」を模して作ったという。「もう訴えてください」と平謝りの斉藤に、加山も「いやいや、僕もうれしいんだよ。一緒に歌おう」と容認した。

 ケツメイシには、加山が直接手紙を送って出演依頼したという。メンバーがよくカラオケで歌うという「サライ」を一緒に歌うなど、会場を盛り上げた。

 アンコールでは、今月11日に79歳の誕生日を迎える加山を出演者全員でサプライズで祝福した。ケーキの上の79本のローソクの火を一気に消した。最後は「君といつまでも」を全員で歌い、加山も「幸せだなあ。僕にはこんなにすてきな仲間やみなさんがいる。これからも歌える限り、歌っていくぞー」と絶叫し、5000人の大歓声を浴びていた。