KAT-TUN亀梨和也(30)が、来年春公開の映画「PとJK」(広木隆一監督)で恋愛映画に初主演することが6日、分かった。女子高生役でヒロインを務める女優土屋太鳳(21)と結婚し、ストーリーを展開していく。

 13年から漫画雑誌「別冊フレンド」で連載され、コミック累計売り上げ210万部を突破する人気漫画の映画化。亀梨演じる主人公の警察官功太と、女子高生カコ(土屋)が出会い、恋に落ちる。カコが高校1年生と知った功太は、警察官という立場から恋愛するわけにはいかないと距離を置くが、カコのいちずな気持ちを受け止め、結婚を決意する。次々と困難が待ち受ける結婚生活を、2人が乗り切っていくという物語だ。

 亀梨の起用理由について同作のプロデューサー陣は「真面目過ぎて不器用な部分も非常に爽やかに、魅力的に演じていただけると思っています」と説明。土屋に対しても「純粋でひたむきなヒロインのカコそのままで、チャーミングに表現していただけると思う」と期待を寄せる。上映規模は300館以上になる予定だという。

 撮影は来月から始まる。亀梨は今月1日にKAT-TUNが充電期間に入って以降、初の映画ロケに臨む。「初めての恋愛映画ですが、あまり意識し過ぎることなく、この世界観にどっぷりとはまりたいと思います」。初共演の土屋については「すごく才能のある女優さんだと思うので、自分より若い世代からの刺激を受けるのが楽しみです」と話している。