今月2日に心臓の冠動脈疾患で手術を受けたタレント、関根勤(62)が28日に、大阪市北区のMBSで、TBS系情報番組「サタデープラス」(土曜午前8時)に生出演し、心臓ドック受診から疾患発覚、手術、復帰までを語る。

 制作のMBSによると、関根が心臓の検査をしたのは4月4日。冠動脈狭窄(きょうさく)の疑いから再検査を経て、手術を受けた。心臓の状態は、将来的に重篤な心疾患を起こす可能性があり、初孫を得たばかりの関根は「孫の成人式を見たい」との思いから、手術を即決。今月2日に、体に負担が少ないとされる「ステント手術」を受け、すでに仕事復帰している。

 同局によると、もともと、同番組は「自分と家族の命を守る」がコンセプト。病気の早期発見の重要性を伝えようと、メーン進行の関ジャニ∞・丸山隆平が大腸内視鏡検査を受けるなど「勇気の検診」シリーズを企画、放送してきた。

 今回、メーンキャスターの1人、小堺一機(60)が心臓の検査をすることになり、“コサキン”コンビと呼ばれ、互いに盟友と認め合う関根も、同時に受診することが決まった。

 番組の宗川圭太(そうかわ・けいた)プロデューサーは「気が重い検診も、盟友と一緒なら楽しく受けてもらえるんじゃないか」と話し、コンビでの受診となった流れを説明した。

 結果として、関根は、早期発見を超えて「予防手術」を受けることに成功。宗川プロデューサーによると、盟友の小堺は「関根さんが元気だから、そういう結果が出てびっくりしたけど、逆に見つかってよかった。関根さんが我々世代の代表として、そういう経験をしてくれているので、ぜひ視聴者のみなさんも、怖がらずに検査をしてほしい」と話しているという。