米経済誌フォーブスが、毎年恒例の「最も高収入のセレブ100人」リストを発表。昨年は8位だったテイラー・スウィフト(26)が、1億7000万ドル(約174億円)の収入で1位に輝いた。

 この他、トップ10には2位 ワン・ダイレクション(1億1000万ドル)、6位 コメディ俳優のケヴィン・ハート(8750万ドル)、9位 アデル(8050万ドル)らがランク入りしている。

 さらに、12位にはマドンナ(7650万ドル)、13位にはリアーナ(7500万ドル)らがランクされた。また、21位にスウィフトの元恋人でDJのカルヴィン・ハリス(6300万ドル)、63位にケイティ・ペリー(4100万ドル)らがランクされている。

 今回、同誌の表紙を飾ったTVタレントのキム・カーダシアンが5100万ドルの収入で42位となっているが、昨年の収入の40%が携帯電話ゲーム「Kim Kardashian: Hollywood」からの収入だったという。

 昨年の同リストでは2900万ドルの収入で13位だったレオナルド・ディカプリオは休業中のためか、トップ100に入っていない。5900万ドルの収入で25位だったレディー・ガガも、トップ100から姿を消している。

 映画史上、最も興行収益をあげた女優として最近、話題になったスカーレット・ヨハンソンも、今年はトップ100に名前が挙がっていない。現在のところ、主演作が日本のSFコミックを映画化したアニメ映画「攻殻機動隊」(1995年日本公開)の実写版大作「ゴースト・イン・ザ・シェル」(2017年全米公開)のみとなっていることが、大きな要因とみられる。(ニューヨーク=鹿目直子)