サティの癒やし旋律をオルゴールで-。「ジムノペティ」などで知られるフランスの作曲家、エリック・サティ(1866-1925)の生誕150年を記念し、サティの代表曲をオルゴールの音色でアレンジしたアルバム「眠りのためのサティ」(アドニス・スクウェア)が8月5日に発売されることになった。

 サティの楽曲は、テレビドラマ「相棒」「世にも奇妙な物語」や映画「Wの悲劇」など数多くの作品に使用され、なじみのあるものが多い。昨夏に東京・渋谷のBunkamuraで開催された「エリック・サティとその時代展」は約15万人を動員し、今も多くのファンを抱えている。

 今回は「ジムノペティ」「グノシエンヌ」など6曲の名曲を「癒やしとリラクゼーション」をテーマにオルゴールの音色で仕上げた。制作者は「ホットヨガ、運動後のクールダウンのBGMや“ながら音楽”としての1枚になってもらえれば」と期待している。