ドナルド・トランプ氏(70)の妻メラニア夫人(46)が、25歳当時に撮影したレズビアン・ヌード写真をニューヨーク・ポスト紙が独占公開した。写真は1995年、モデル時代の夫人がトランプ氏と出会う3年前に撮影されたもので、別の女性モデルと全裸で抱き合っている姿が写っている。

 これらの写真は20年以上前、現在は廃刊となったフランスの男性誌に掲載された。ポスト紙は今回、その中でもこれまで未公開だった写真を公開。夫人が北欧出身のモデルエマ・エリクソンと全裸でベッドに横たわり、両胸を露にしたエリクソンを後ろから抱いている写真などを公開した。 

 撮影したフランスのファッション・フォトグラファー、ジャール・エール・デ・バッセヴィル氏は同紙に、「私は常に、愛し合う女性たちが大好きだった。これは美であり、ポルノではない」と語っている。

 トランプ氏は写真について、「メラニアは最高に美しいモデルの一人だった。有名な雑誌の表紙などを含め、たくさんの写真を撮影してきた。これは私がメラニアと出会う前、ヨーロッパの雑誌のために撮影されたもの。ヨーロッパでは、このような写真は非常にファッショナブルで常識的」と全く気にしていないようだ。

 スロベニア出身の夫人は1998年、トランプ氏とファッションウィークのパーティーで知り合い、2005年1月に結婚。10歳の息子バロンをもうけている。夫人はモデル時代、米スポーツ・イラストレーテッド誌やヴォーグ誌などで、ヘルムート・ニュートンら一流フォトグラファーのカメラの前に立っていた。(ニューヨーク=鹿目直子)