ゆるキャラのふなっしーが23日、日本武道館でご当地キャラ初の単独公演を行った。

 2013年10月のデビューシングル発売の際、歌手としての夢を「武道館で歌ってみたいなっしー」と発言。「まさか、4年越しで実現するなんて、夢にも思っていなかったなっしー。でも、ファンのみんなが喜んでくれるのは幸せなっしー」と話した。

 この武道館公演には、ゲストとして氣志團、高見沢俊彦が参加。氣志團の綾小路翔は「氣志團万博で汗だくになって踊ってくれたので、僕らも恩返しをしたいと思って参加させていただきました。一緒に千葉を盛り上げていきたいですね」。高見沢は「武道館では90回はやっていますが、そのうち3回はふなっしーがゲストに来てくれて、2回ステージから落ちてるんだよね。今日は僕も落ちればいいのかな」と笑いながら話した。

 ご当地キャラ初の武道館公演という金字塔を打ち立てたふなっしー。綾小路は「ふなっしーはゆるキャラ界のビートルズだね。このまま突っ走ってほしい」と話し、高見沢も「調子に乗るなと言って来ましたが、もう調子に乗れ! 東京ドーム公演を目指して頑張れ!」とエールを送った。

 この日集まった1万2000人のファンに、約2時間のパフォーマンスを披露。ゲストには氣志團、高見沢に加え小島よしお、神田沙也加、アントニー、アンジャッシュ児島も参加、ご当地キャラ8体も応援に駆け付けた。