世界三大映画祭の一つ、第73回ベネチア国際映画祭が8月31日、イタリア北部のベネチアで開幕した。開幕上映は、「セッション」で話題を呼んだ米国の新鋭デイミアン・チャゼル監督の新作「ラ・ラ・ランド」が飾った。

 最高賞の金獅子賞を競うコンペティション部門には、同作など20本が出品されている。

 日本からは、コンペ外で川村泰監督のアニメーション「GANTZ O」が上映されるほか、独創的な作品を集めるオリゾンティ部門に石川慶監督の初長編「愚行録」が出品されている。

 主要各賞は9月10日(日本時間11日未明)の授賞式で発表される。