壇蜜(35)が17日、都内で映画「インフェルノ」(ロン・ハワード監督、今月28日公開)のオーケストライベントに出席した。

 米俳優トム・ハンクス(60)が主人公ロバート・ラングドンを演じる人気シリーズの最新作で、「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続く3作目。シリーズで使用されている楽曲が、新日本フィルハーモニー楽団により披露された。

 原作のファンという壇蜜は「最初からピンチで始まるから、ページをめくる手が止まらない、という経験をさせていただきました」と語った。

 作品のテーマ「地獄」にちなんだエピソードを司会から聞かれると「ここ(渋谷区初台)で7、8年前付き合っていた人に土下座をしました。仕事が忙しく、その人との約束をほごにしてしまったとき、大げさに謝ったらどういう反応をするかやってみたんです。余計怒られました」と明かした。

 また、失職中にハローワークで芽生えた恋についても「私を早く転職させたいから親身になってくれているだけなのに、『あれ、好きかも』となってしまって。告白したいけど、結婚しているかも分からなかったので、『生まれ変わったらあなたの家の猫になりたい』と菓子折りを渡しました」と切ない思い出を語った。